江ノ島のゴミについて
-
1.流木
神奈川県には、高い山と大きな河川があるため、そこから沢山の流木が流れてきます。
相模川や酒匂川のような大河川からは、大量の流木や木くず、境川などの都市河川からは、護岸に植えられた街路樹の葉が腐葉土のようになって海岸に漂着します。 -
2.タバコのフィルター
海岸にポイ捨てされるだけでなく、街中でポイ捨てされたものも河川や排水溝を通じて漂着します。
サイズが小さいため、通常の海岸清掃において全て回収するのは困難であり、人の手で一本ずつ回収する必要があります。 -
3.花火ごみ・花火大会のゴミ
海岸で花火をして、そのまま放置してしまった花火ごみです。
また、海岸で開催される花火大会では、一部の見物客が、足元に敷いたシートや飲食物の容器等をそのまま残して帰ってしまうことも多く、花火大会の翌日の海岸周辺は、ごみで溢れかえります -
4.バーベキューのゴミ
5月頃から10月頃までの天気の良い週末は、海岸各所では、バーベキューを楽しむ人で賑わいます。そのため、海岸の出入口や駐車場、なかには、バーベキューをしたその場に、ごみを放置していくケースが多く見られます。 バーベキューごみは、量が多く、食品等の臭いが強いため、カラスについばまれ、ごみが広範囲に散乱しがちです。
-
5.スプレー缶
卓上コンロ、整髪剤、潤滑油等、さまざまなスプレー缶が河川を経由して海岸に漂着してきます。 ごみ処理場等で爆発した例もあるので、スプレー缶のガスを取り除く作業は、欠かせないものであり、慎重に扱わなくてはいけないごみの一つです。
-
6.注射器
危険な割によく海岸に落ちています。河口部などに他のごみと混じって漂着します。多くの注射器には針先が付いており、怪我だけでなく、感染の危険性も心配されます。